人それぞれの性格で投資の向き不向きがあります。
人にはそれぞれ性格があります。
特に、「優柔不断」な人や、「衝動買い」をよくする人は、行き当たりばったりになりがちなので、株式投資には向いていません。
また、人は誰でも自分の都合の良いように思い込みやすいというところがあります。
この「思い込みが強い」人も、株式投資には向いていません。
そして、日本人には特に多いタイプですが、人の話を「鵜呑み」にする人も株式投資には向いていません。
たとえば、有名な司会者がテレビで「〇〇」が「△△」に良いらしいよと言うと、翌日スーパーの売り場から「〇〇」が消えてなくなってしまうというような現象がよくあります。
これは、その有名司会者の言ったことを「鵜呑み」にした人がいかに多いかということです。
要するに、その人たちは、自分では常日頃何も考えていないということです。
株式投資の場合、株式評論家やアナリスト・エコノミストなどが毎日のように、テレビや新聞・雑誌で何十もの推奨銘柄を取り上げています。
これをいちいち鵜呑みにして株を購入していてはキリがありません。
株式投資は自己責任で行うものです。
人の話を鵜呑みにして、その通り投資をして、そして失敗して、失敗の原因を他人のせいにする。
こんなことでは、絶対に株式投資で成功することはできません。
だから、人の話を鵜呑みにしてしまう人は、株式投資をしてはいけません。
投資というのは、行う回数が増えれば増えるほど、その人の性格が出てきます。
だから、株式投資をする前に自分の性格を客観的に見て、あなたが優柔不断であったり衝動買いをよくする、あるいは、思い込みが強かったり人の話を鵜呑みにするタイプの人間ならば、株式投資はやめておいた方が良いでしょう。
どうしても株式投資がやりたいのであれば、利益が出てもすべて次の投資に回すのではなく、利益の一部は投資に回さず確保しながら続けて下さい。