株価が上がると買ってしまう人は●●です。
あまり何も考えずに株を買っている人は、いつも高値掴みをしてしまいます。
なぜなら、株価が上がっているからその銘柄が気になって買ってしまうからで、その時点では、すでに多くの投資家がその銘柄を買っているから株価が上がっているのです。
いわゆる、「高値追従買い」です。
それまでにその銘柄を買っている投資家たちは、そろそろ利益確定に入る段階です。
ということは、そこから株価は下落に転じる可能性が高いのです。
この高値追従買いのポイントが、「空売り」にとっては仕掛けのポイントになります。
確率的には、下がった株価が上がる確率よりも、上がった株価が下がる確率の方が高いため、空売りは買いよりも勝率が高くなります。
空売りポイントは、上がり切った天井圏を狙えばよいので、どれが上がるか見当もつかないような買いよりも、下がりそうな銘柄を狙えばよいわけですから、銘柄の選定が楽にできます。
特に、中期・短期で投資を行う投資家というのは、株価が上がれば売って利益を取ろうとします。
要するに、いずれは売ることを考えて株を買っています。
だから、3ヶ月も上がり続けている銘柄というのは、そろそろ利益確定しようかと考えている投資家が多くなってきているということです。
しかし、一般投資家のほとんどは、株価が上がりだしてから買います。
特に、様子見をしているうちに値上がりの仕方が急になり、そうなってから、自分も乗り遅れないようにとやっと買う場合が多いのです。
株価が高くなってから買う、そして、株価が高くならないと買わないのです。
これが、「株価の最高値と最大出来高は同日に現れる」ということです。
一般投資家の95%は、株で儲けることができていないといわれています。
だから、株式投資で儲けようと思うなら、人と同じことをやっても勝つことはできません。
大半の投資家が買いたいと思う時に、あなたは売ることを考えなければなりません。