株式投資の勘違い
株価が暴落したりすると、よくテレビでは、証券会社の「株式表示板」を真剣に見つめている人たちを写し出しています。 そして、「株式表示板」の前にいる人たちは、大概、この暴落で何百万円も損をしたなどと落ち込んだり、ぼやいたりしています。 リーマン…
証券会社の営業マンや株式評論家などの専門家の中には、株式投資は分散投資が一番といって、多くの銘柄を推奨する人たちがいます。 これは、予算の多寡にかかわらず、複数の銘柄へ資金を分散して投資するというものです。 分散投資のメリットとしては、リス…
株式投資の手法に「ファンダメンタルズ分析」というものがあります。 ファンダメンタルズとは、経済などの基礎的要因のことで、国や地域の経済状況や企業の経営状況などを指します。 ファンダメンタルズ分析とは、国の各種経済指標や金利・為替・経済状況な…
出来高の最大値と株価の最高値は、ほぼ同日に現れるといわれてます。 これは、株式投資における定石の一つです。 出来高の最大値とは買う人が最も多いときのことで、この時、株価も天井に来ているということです。 しかしこの時、新聞やテレビニュースなどで…
価格が日経平均などの指標に連動するシンプルな投資方法である「インデックス投資」は、一般的に、個別の株式や債券に投資するよりリターンは高くなっています。 ということは、大半の投資家は、株式市場の平均利回りより良い成績を出すことはできていないと…
株式市場が活況を呈して、上昇トレンドが長く続くようになってくると、「持たざるリスク」という言葉がよく使われます。 これは、株価が上昇している時は「株を持っている人」は皆が儲かっているのに、「株を持っていない人」だけは儲け損ねてしまうという意…
銀行が勧める商品はすべて安全と思ってはいけません。 投資信託という金融商品がありますが、これは、銀行で多く売られています。 この投資信託は、元本割れのリスクを伴う投資商品なので、本来は、その商品について自分で研究し、他の商品とも比較し、最終…
会社勤めをしながら副業で株式投資をしようと考えているなら、大切なことは、会社で働いている時は株のことは一切考えないことです。 会社での仕事中に株が気になるようになると、会社の仕事が上の空になって身が入らず、結局は会社の仕事も株式投資も両方が…
一般の投資家の人たちは、「株式投資で勝つためには、ファンダメンタルズが重要。」とか、「ファンダメンタルズ分析が分からなければ投資では勝てない。」と思っているようですが、本当にそうでしょうか。 株式投資を行う際、ファンダメンタルズが重要視され…
短期の株価の動きは、企業業績や経済状況とは無関係です。 なぜなら、株価は毎日変動しているけれども、企業業績や経済状況の変動が毎日目に見える形で表に現れてくることはありません。 現れてくるとすればテレビや新聞からのニュースや情報です。 企業では…
情報というものは、世の中に出回った時点では、ピークを過ぎたものがほとんどです。 現在では、これが市場における大原則であり、どんなに株価に影響を与えそうな情報であっても、すでにマスコミに取り上げられた情報などは、市場ではもう織り込まれている場…
一般の投資家の方たちの常識から見ると天地がひっくり返るようなことかも知れませんが、株式投資を行う場合に最も大切なことは、経済情勢や景気、そして、政治や為替などの情報は必要ないということです。 そして、新聞やテレビ・雑誌などから発信される様々…