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定年間近の投資初心者サラリーマンのための株式投資

自分で決めた投資ルールは簡単に破ってはいけません。

特定の業種の将来性や、景気の動向、金利などのファンダメンタルズに注目し、一定の長期間投資する場合は、データや予測に誤りがなければ、大きなリスクを負わずに利益を得ることができます。


ただし、小額の資金で株式に投資する場合は、長期間持ち続けるより、一年以内の短期投資の方が効率が良いようです。


一年以内の短期投資の場合、データや予測に誤りがないとしても、元本割れのリスクを伴いますが、その分、資金を大きく増やすことができます。


一年以内の投資の利点は、短期間で利益を得ることができるので、その利益を次の投資へ回すことができる点にあります。


だから、小額の資金でその資金をどんどん増やしていくためには、得られた利益はそのまま投資用の資金として利用することが必要です。


投資資金を一年で倍にするくらいであれば、一年に数回の投資で目標を達成することができます。

ただし、一年間で資金を何倍・何十倍にもしたいのであれば、一年に何十回・何百回もの投資を繰り返さなければなりません。


この場合、取引回数の増加に伴いリスクも増えてきます。


なぜなら、投資のリスクというものは、投資の回数が増えれば増えるほど高くなっていくからです。

 

この投資のリスクは、「データを見誤る」ことや「予想が外れる」ことではなく、「判断を誤る」ことです。


投資で最も怖いのは、この「判断を誤る」ことだといえます。


判断を誤らないためには、投資を行う場合、必ず「損切り」や「利益確定」・「手仕舞い」などについての自分なりの投資ルールを作って、絶対にそのルールを破ってはいけないということです。

 

自分の投資ルールの中で投資を行えば、予想が外れたりデータを読み違えた場合でも、リスクを最小限に抑えることができます。


しかし、投資回数が増えてくると、その時々の状況、たとえば、「大きく利益が出ているとき」や「お金の無いとき」・「お金が欲しいとき」などに判断を誤ってしまい、予想外の損失を出すようなケースがあります。

 

また、株取引の回数が増えてくると、予想が外れてルール通りに損切りした場合、その後から株価が上がるというような場面にも遭遇することがあります。

 

そんな時「損切りしなければよかった」などと考えて、ルールを無視した投資を行ったりすると、結局損失額が増えて今までの利益額を無くすということになります。


だから、「損切り」や「利益確定」・「手仕舞い」などの自分の投資ルールを定めて、これを決して破ってはいけません。

 

 

儲けるときは大きく、損する時は最小限に。だから『損切り』が大事。

株式投資で儲けるためには、安全と思える場所に資金を投入するのではなく、大きく儲けることができそうな場所に資金を投入する必要があります。

 

これは、ある程度のリスクを取らないと儲けることはできないということです。



そして、このリスクについて許容できる損失の額、あるいは、パーセンテージを決めておく必要があります。

 

これが「損切り」する際の目安となります。



株式投資における安全性とは、安全と思える場所に資金を投入するということではなく、予測が外れた場合でも損失を最小限に抑えるようにしておく、すなわち、損切りによって大きな損失を避けるようにするしか方法はないのです。

 



人は、自分の能力を過大に見る傾向があり、そして、物事を自分に都合よく考える傾向があります。

 

多くの投資家は、株は儲かると考えて株式投資に参加しています。

 

だから、買った株が下がってきても、待っていれば株価は元に戻り買値よりも高くなるのではと考えたりします。

 

確かに、そのまま待っていれば上がってくることもあるかもしれません。


しかし、逆に、もっと下がっていくかもしれないのです。


上がるだろうと思ってある銘柄に投資しても、期待通りに本当に上がるかどうかは全く分かりません。

 


株式投資においてリスクとは、損失を被るかもしれないということです。


このリスクは放っておくとどんどん大きくなっていきます。

 

待っていれば上がるかも、などと自分に都合よく考えていると致命的な損失につながってしまいます。


だから、株式投資では損失をできるだけ小さく抑え込む「損切り」という考え方がとても重要なのです。

 


儲けるときはできるだけ大きく、損する時は最小限に。


これが株式投資で勝つための極意です。


株式投資で最もいけないのは、運任せやイチかバチかの勝負に出ることです。

 

そして、投資の結果を証券会社の営業マンや新聞・雑誌で株価予想をしている株式評論家のせいにしてはいけません。

 


投資の決断とその結果はすべて自己責任です。


自分で考えないのがいけないのです。


他人のせいにしている限り、投資で成功することはありません。

 

 

「損切り」は、株取引のための必要経費

長期投資ではない「利益を目的とした株式投資」を行う際に大事なことは、有名企業であるなどというブランド名や株主優待サービスがあるなどの理由で銘柄を選定しないことです。

 

また、根拠のない予想や希望的観測、そして思い込みは禁物です。


そして、株式投資で一番大事といえるのが、予想が外れた場合の対処の仕方です。


株価が上がることばかり考えず、下がった場合どうするのかを事前に考えておく必要があるということです。


株価というのは上がるか下がるかのどちらかです。


だから、上がるだろうと思って買った銘柄も、予測が外れて下がることがあります。


その時はサッと撤退し、次のチャンスを待つことが大切です。

 

一般の個人投資家は、損失が出ている時の株の処理がとても下手くそです。


損失処理を考えることを避けようとして、損失を増やしてしまうことがよくあります。


そして、次第に損失に慣れてしまい、その結果、塩漬け株となってしまうのです。



株式投資のことを、競馬や競輪などのギャンブルと同じだという人がいます。

 

たしかに、上がる銘柄を当てるという意味においては一種のギャンブルといえるでしょう。


しかし、公営ギャンブルの場合は、主催者側が多くの手数料を取るため、参加者への還元率がもともと低くなっています。


これに比べると、株式は売買手数料と税金のみです。


また、公営ギャンブルの場合は、ゼロサムゲームです。


終わりがあって、勝つか負けるかです。


掛けた馬が勝てば儲けることができますが、負ければ掛けた資金は無くなります。


レースの途中で、「この馬調子が悪そうだな」と思っても逃げ出すことはできません。


ところが、株の場合は予測が外れても、その企業がつぶれない限り、資金が減ることはあってもゼロになってしまうことはありません。

 

いったんある銘柄に投資をしても、その銘柄の調子が良くないと思えば資金を引き揚げて逃げ出すことができます。


そして、予測に反して調子が悪かったときにその銘柄から逃げ出す技術、いわゆる「損切り」という技術が、株式投資で利益を出すためにはとても重要になってくるのです。

 

株取引で全勝ということはありえません。

 

だから、株で稼いでいくには、「損切り」が必要なのです。


この「損切り」は、売買手数料などと同じように、株取引のための必要経費なのです。

 

 

一般の個人投資家は、ファンダメンタルズ分析などの投資手法を考える必要はありません。

株式投資の手法に「ファンダメンタルズ分析」というものがあります。


ファンダメンタルズとは、経済などの基礎的要因のことで、国や地域の経済状況や企業の経営状況などを指します。

 

ファンダメンタルズ分析とは、国の各種経済指標や金利・為替・経済状況など、企業であれば財務内容や企業業績などを基に投資判断を行うという手法です。


これは、株式の本来的価値と市場価値にギャップがあったとしても、いずれは株式の本来的価値に収斂していくという考え方に基づくもので、ファンダメンタルズを分析することにより株式の本来的価値を割り出し、これに対して市場価値が著しく低く抑えられている銘柄に投資を行うというものです。



しかし、我々のような一般の個人投資家は、ファンダメンタルズ分析などの投資手法は頭から消し去っておいた方が無難です。


なぜなら、我々一般の個人に入手できる情報には限界があり、その限られた情報だけでは正しい判断はできません。

 

というより、我々一般の個人投資家が得ることができる情報は、ニュースや新聞などからのものがほとんどであり、我々が知った時には、すでに世の中の人たちも知っている情報である場合がほとんどだからです。


一般の個人投資家では、株価を変動させるような企業情報や材料は、ほとんど手に入れることはできません。

 

だから、企業情報や株価に影響を与えるような材料を収集する必要はないし、それを基に考えたりする必要はないんです。



しかし、ヘッジファンド機関投資家などのような情報力や資金力のある大手の投資家たちは別です。


大手の投資家は、資金力や情報力に加え優秀な頭脳を持っています。


彼らは情報力を駆使し、ファンダメンタルズ分析を行い、大量の資金を市場に投入します。


だから、大手の投資家たちが動くと、チャート上にその動きが現れれる場合があります。


我々は、その動きを察知し、素早く付いて行くことが大切です。

 

 

「みんなで渡ると怖い」

出来高の最大値と株価の最高値は、ほぼ同日に現れるといわれてます。


これは、株式投資における定石の一つです。



出来高の最大値とは買う人が最も多いときのことで、この時、株価も天井に来ているということです。

 


しかしこの時、新聞やテレビニュースなどでは、「出来高が急増して安心感も広がった」などというような言い方をしていることが多いのですが、本当はこの時点で相場は赤信号となっているのです。

 


アメリカでは、買う人が最も多いときに買うことを「より馬鹿」といい、どうしたら自分が一番馬鹿にならないで済むかを皆が一生懸命考えています。

 


多くの投資家がこの「より馬鹿」になるときこそ、売りで取れる最大のチャンスとなっているのです。

 


世の中には、「みんなで渡れば怖くない」という言葉がありますが、こと株式投資においては、この言葉は通用しません。

株式投資で「みんなで渡れば怖くない」を実行するということは、本当に「怖いところ」へみんなと一緒に渡っていくことになってしまいます。


これはどういうことかというと、たとえば、投資家の多くは日本経済新聞を読んでいます。


投資家の多くが、この日本経済新聞株式投資の記事を見て投資を行えばどうなると思いますか。


おそらく、これらの投資家が資金を投入するタイミングは、ほとんど同時になってしまうのではないでしょうか。


そしてこれらの投資家は、「より馬鹿」となって最悪の高値掴みをするのです。


株式投資では、「みんなで渡るのは一番怖い」のです。そしてこの時こそ、最高の売り時になります。

 

 

みんなが知っている情報は、株式投資には役に立ちません。

価格が日経平均などの指標に連動するシンプルな投資方法である「インデックス投資」は、一般的に、個別の株式や債券に投資するよりリターンは高くなっています。


ということは、大半の投資家は、株式市場の平均利回りより良い成績を出すことはできていないということです。


これは、何故でしょうか。

市場は、時々突然値上がったり値下がったりします。


しかし、このような突然の市場価格の変動を確実に予想することは不可能です。


また、そんなことを予想できるような人はこの世には存在しません。



株式投資をしている人なら誰しも、この世で自分だけが知りえる重要な情報があれば株式投資で大儲けできるのに、と考えることがあります。


しかし、一昔前ならいざ知らず、現代の社会では重要な情報を個人が独り占めできるようなことはありえません。


特に、今ではインターネットという通信手段が普及し、重要なニュースや情報はすぐに世界中の人々が知るところとなります。


だから、どんな重要なニュースや情報もすぐに市場価格に織り込まれてしまいます。

 

そして、すでに知られている情報などは、すでに市場では織り込み済みなので、新たな株価の変動には繋がらないということです。

 

みんなが知っている情報など、株式投資には何の役にも立たないのです。


そして、自分だけしか知らないような重要な情報など、絶対に無いのです。

「皆が知ったら仕舞い」なのです。

 

ある名の通った投資家が1929年のある日、街で靴磨きをしてもらっている時、その靴磨きの少年から「儲かる株を教えて。」と言われました。


靴磨きの少年のその一言で、その投資家は現在の好況が間もなく終わることを悟り、持ち株すべてを売却しました。そして、その後世界恐慌が始まりました。

 

『世間の誰もが株式投資に興味を持ち、株を買いたいと思ったときには、市場は天井を迎えている。』

投資をするうえで、経済や金融に通じていることに越したことはありません。


しかし、特別詳しい必要もありません。


なぜなら、株式投資には経済や金融の知識は必要ないからです。


株式投資の世界では、知識量と結果は比例しません。


だから、経済や金融・株式など、その道の専門家が発信する情報だからといって、それを鵜呑みにしてはいけません。


参考程度にとどめることが肝心です。



格付会社の「格付」も同じです。


その会社の格付が上がったからといって、その会社の株価が上がる訳ではありません。


逆の場合も同様で、格付が下がったからといって株価が下がるわけではないのです。


株価は、需要と供給のバランスによって上がったり下がったりしています。

 

優良企業だから、知名度抜群だから、業績が良かったからといって株価が上がるわけではないのです。

 

買いたい人が多ければその株は値上がりするし、売りたい人が多ければその株は値下がりします。

 

買いたい人と売りたい人が同じぐらいならば、株価はあまり変動しません。



 

 

チャートは投資家の杖

チャート分析はテクニカル分析とも言われ、ファンダメンタルズ分析と並ぶ投資の分析技術です。


チャートを見れば、現在の相場が上昇トレンドにあるのか、下降トレンドにあるのかを判定することができます。



そして、市場の勢いや、株価水準を判断したり、また、チャートの形状で相場の周期性を見ることができます。

 



チャート分析は、株式投資に実際に携わる投資家たちによって経験則的に行われてきたもので、学術的には完全に無視されている手法です。


ただし、現実の投資の世界での成功者の中には、チャート分析によって成功を得た者が多いのも事実です。

チャート分析は、将来の株価の変動は過去の値動きに大きな影響を受けるという前提に立っていますが、一方、学術的な金融理論では、将来の相場変動は過去の値動きとは一切無関係であるという「マルコフ性」という考え方があります。


チャート分析のもう一つの大事な考え方は、チャートには市場を動かすすべての要因が織り込まれているということであり、その要因とは、ファンダメンタルズの様々な情報や、市場の気分や投資家の心理的な要因などすべてを指しています。

 


チャート分析をどの程度活用するかは、投資スタイルによって異なってきます。


バフェットのように、相場の流れを読むのではなく企業の長期的価値に着目する投資手法の場合は、チャート分析はあまり意味を持ちません。


一方、相場の流れを捉えるためには、チャート分析は重要なツールとなります。

チャート分析は、現状の市場動向の把握や、過去の値動きを検証のためには非常に有効です。


たとえば、市場に影響を与える「期待」や「信用」という得体の知れない物も、チャート上に痕跡を現すことがあるからです。

 

市場の動きは、新聞の株式欄や経済欄のコメントなどに載るよりも前に、静かに始まることが多く、チャートにこの市場の変化の兆しが現れてくれば、仮説を立てて投資アイデアを引き出すことができます。


この、投資アイデアを引き出すためにも、チャート分析は有効であるといえます。