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「ローソク足」と「移動平均線」

ファンダメンタルズ分析とは、財務諸表などから企業業績を読み取ったり、景気動向を分析して、企業の成長性や株価の割高・割安を判断する投資手法です。


これに対し、チャート・テクニカル分析とは、株価チャートを基に、過去の株価の水準や、その推移などから、将来の株価の動きを判断する手法です。

 


チャート分析の指標は多いですが、単一指標だけでは危険です。


チャート分析を用いるならば、少なくとも、「ローソク足」と「移動平均線」は使用しましょう。

ローソク足
黒と白のローソクのような形状と、上下に伸びるヒゲで株価の動きを示します。

一分、一日、一週間、一月など、一定期間で表し、日足、週足、月足などと呼びます。

始値」期間内で最初に取引された株価。
終値」期間内で最後に取引された株価。
「高値」期間内で一番高い株価。
「安値」期間内で一番安い株価。


「陽線」は白抜きのローソクで、日足の場合はその日の「寄り付き(始値)」より「終値」が高いことを示しており、その日は株価が上がったということになります。


「陰線」は黒抜きローソクで、その日の「寄り付き(始値)」が「終値」より高く、その日株価が下がったことを表しています。

「横線」は、その日の寄り付き(始値)と終値が同じだったことを示しています。



移動平均線>
5日や20日など定められたある期間の直近の終値を平均し、その平均値を日々つないだ折れ線グラフが「移動平均線」で、これは、株価の大まかなトレンドを示しており、日々の動きに惑わされずに株価の方向を読み取ることができます。

 

株価は、「上がる」か「下がる」か「もみ合う」かの三通りの動きを示します。


いかにも不規則に見えますが、一定期間で見てみると、ジグザグに動いている株価にも一定の方向性や傾向を見ることができます。


上向きの傾向と下向きの傾向。
これを「トレンド」と言います。


株価は、いったん上向くとジグザグに変動しながらもその傾向がしばらく続き、逆に下向きになると、その傾向がしばらく続きます。

 

たとえば、移動平均線の下にある株価が、移動平均線を上に超えると「買い」などの判断ができます。

ただし、ひとつの移動平均線だけで判断するのはリスクが高いので、期間の異なる二種類の移動平均線を併せて見てみることで、より安全な判断ができます。

 

移動平均線は、期間が短いほど動きが激しくなります。

直近の動きを見るなら、期間の短いものを利用します。

 

株取引をしている人の中には、株価チャートを見て株取引をしている人が大勢います。


移動平均線の下にある株価が移動平均線を超えたら買うということは、株価チャートを見て株取引をしている人たちにとっては常識です。



だから、株価が移動平均線を超えると買いが集まって株価がさらに上昇するわけです。


そして、株価が上がれば、また買う人が増え株価はどんどん上がります。

株価が二種類の移動平均線の両方を超えるということは、買いに入る人がそれだけ多くなるということで、失敗が少なくなります。


ただし、二種類の線をローソク足が超えても株価が下落することもあります。


これを「ダマシ」と言いますが、騙されたときは、そのチャートの形をしっかり覚えておくことです。