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定年間近の投資初心者サラリーマンのための株式投資

みんなが知っている情報は、株式投資には役に立ちません。

価格が日経平均などの指標に連動するシンプルな投資方法である「インデックス投資」は、一般的に、個別の株式や債券に投資するよりリターンは高くなっています。


ということは、大半の投資家は、株式市場の平均利回りより良い成績を出すことはできていないということです。


これは、何故でしょうか。

市場は、時々突然値上がったり値下がったりします。


しかし、このような突然の市場価格の変動を確実に予想することは不可能です。


また、そんなことを予想できるような人はこの世には存在しません。



株式投資をしている人なら誰しも、この世で自分だけが知りえる重要な情報があれば株式投資で大儲けできるのに、と考えることがあります。


しかし、一昔前ならいざ知らず、現代の社会では重要な情報を個人が独り占めできるようなことはありえません。


特に、今ではインターネットという通信手段が普及し、重要なニュースや情報はすぐに世界中の人々が知るところとなります。


だから、どんな重要なニュースや情報もすぐに市場価格に織り込まれてしまいます。

 

そして、すでに知られている情報などは、すでに市場では織り込み済みなので、新たな株価の変動には繋がらないということです。

 

みんなが知っている情報など、株式投資には何の役にも立たないのです。


そして、自分だけしか知らないような重要な情報など、絶対に無いのです。

「皆が知ったら仕舞い」なのです。

 

ある名の通った投資家が1929年のある日、街で靴磨きをしてもらっている時、その靴磨きの少年から「儲かる株を教えて。」と言われました。


靴磨きの少年のその一言で、その投資家は現在の好況が間もなく終わることを悟り、持ち株すべてを売却しました。そして、その後世界恐慌が始まりました。

 

『世間の誰もが株式投資に興味を持ち、株を買いたいと思ったときには、市場は天井を迎えている。』

投資をするうえで、経済や金融に通じていることに越したことはありません。


しかし、特別詳しい必要もありません。


なぜなら、株式投資には経済や金融の知識は必要ないからです。


株式投資の世界では、知識量と結果は比例しません。


だから、経済や金融・株式など、その道の専門家が発信する情報だからといって、それを鵜呑みにしてはいけません。


参考程度にとどめることが肝心です。



格付会社の「格付」も同じです。


その会社の格付が上がったからといって、その会社の株価が上がる訳ではありません。


逆の場合も同様で、格付が下がったからといって株価が下がるわけではないのです。


株価は、需要と供給のバランスによって上がったり下がったりしています。

 

優良企業だから、知名度抜群だから、業績が良かったからといって株価が上がるわけではないのです。

 

買いたい人が多ければその株は値上がりするし、売りたい人が多ければその株は値下がりします。

 

買いたい人と売りたい人が同じぐらいならば、株価はあまり変動しません。